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羊の時刻

荻サカエの雑文置き場です。

美ヶ原高原へ。

雑記

 タツミ亭(創業大正十年)のアイスコーヒー。

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 車でほんの一時間くらいらしいと聞いたのでタツミ亭での昼食後、「じゃちょっと行ってみようか」と軽い気持ちで出発した。まさかあんなに凄まじい道をドライブすることになるとは思いもよらず。

 無事ふもとに帰り着いたとたんズンッと眩暈がして手のひらの血が強炭酸になったみたいにパチパチ痺れて、薬指と小指、人差し指と中指がそれぞれくっついた形で指が反り返って意思に反して硬直してしまって焦った。路肩に車を停めてもらって深呼吸を繰り返しながらグーパーグーパーしていたら治った。そのときは高山病かと思ったけど、帰宅後調べたところそれにしては症状が出るのが早すぎたみたいだから(美ヶ原の標高は2000メートル。高山病を起こさない高さではない)、山道のあまりの恐ろしさにちょっとしたパニックを起こしてしまったのかもしれない。ガードレールがいきなり無かったり前の車がバックしてきたり倒木が見えたり落石の痕が生々しく工事中だったり、しかも夕方になると空気が冷えるからなのかそれまでは高い位置にあった霧だか雲だかが車を凄い勢いで追いかけてきて追い着かれて視界が塞がれてもう完全に駄目だと思った。

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 でも景色は最高だった。雲の上の駐車場@美ヶ原美術館。残念ながら着いた時点で四時半を過ぎていてゆっくりしている時間は無かったけど、ほんの十数分滞在しただけでも見慣れない黄色い花(アキノキリンソウかも)や紫の花(クガイソウかも)や青い花(気のせいかも)を見かけた(幻覚かも)。また行きたい。

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 下山直後に硬直した両手を(この手の形どこかで見たな。何かに似てる)と思いながら見つめつつ深呼吸を繰り返したけど、帰宅しておみやげの馬刺しチップス食べてたら思い出した。『妖怪人間ベム』だ。